ミニシアター系映画「人生万歳(Whatever Works)」2009米
見ました。
★★★☆☆(3.1)(^^ゞ
【ストーリー】ボリス(ラリー・デヴィッド)は、かつてはノーベル賞候補になりながら、今ではすっかり落ちぶれてしまった物理学者。ある夜、アパートに帰ろうとしたボリスは、南部の田舎町から家出してきた若い女性、メロディ(エヴァン・レイチェルウッド)に声をかけられる。寒さで凍える彼女を気の毒に思ったボリスは、数晩だけという約束で泊めてやることにするが、世間知らずのメロディは冴えない中年男のボリスと暮らすうちに、彼こそ“運命の相手”だとすっかり勘違いしてしまう。さらに、愛する娘の後を追ってメロディの両親が相次いで上京したことから、事態はますますややこしくなっていく。年齢も知能指数もかけ離れた二人の“ありえない”恋の行方は果たしていかに……。
監督/ウディ・アレン(それでも恋するバロセロナ)
出演/ラリー・デヴィッド
エヴァンレイチェル・ウッド(レスラー)
パトリシア・クラークソン(シャッター・アイランド)
人生なんでもあり!
ボリス(屁理屈じじ)とメロディ(天然田舎娘)のやりとりが笑えます(^^♪
「尺とり虫脳」とメロディをバカにするボリス。
しかし次第にメロディの魅力に気づき始め、、、
知的格差婚なるか!
監督の人生観をそのまま映画化したんだろな~ってかんじでした。
登場人物がまた全員一癖も二癖もあって魅力的。
セリフもうんちくや皮肉や含蓄にと
まさに「ウィットに富んでる」でした。
またの二人に巻き込まれていく右翼な登場人物(田舎娘の母)が
まったく正反対に変わっていく様子も愉快。
そんなかんじで全体的にみるとコメディな映画なのに
社会風刺やブラックな冗談にとノーマルコメディではないかんじプンプン。
アメリカ文化や歴史をもっと知ってたらもっとおもしろいんだろな
ってかんじのシーンもちらほら。
これも監督の色なのか。
ウディ・アレンさんの作品は初だったので
また何か見てみようと思います。
『全ての愛や幸せは束の間。
だからうまくいくならなんでもあり。
それは才能とは無関係。
あなたが存在してるのも運。』
是非(;゚Д゚)!
予告↓↓